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か が   いぶりばし


「ぐず」とは何のことか? 今回の取材を始めるまでこまなび編集人は知りませんでした。動作の鈍い人や仕事の遅い事を意味する「ぐず」だと連想していたのですが。実は動橋川の流域に氾濫などの災いをもたらした伝説上の怪物魚のことだそうです。
昼間、神社の境内に置かれている「ぐず神輿」をみて驚いた。 なんとダイナミックでシュールな造形なことか。赤い色が胴体に幾筋も引かれている。さらに見ると矢か銛が突き立てられ傷口から流れている血だ。リアルさもすごい。天才的な作品に思える。小さな町ながらこのような作品をデザインできる人(あるいは人達)がいるとは素晴らしい!


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振橋神社境内でのぐず退治の大きな火柱。 近くでビデオカメラで撮っていると大変な熱さ! 顔はヒリヒリ、服は自然発火するのではないかと心配になるほど。 見物人は遠巻きにして見守るしかありません。

 

ぼろぼろにされた「ぐず」はさらに打ち壊され、引きちぎられ火に焼かれていました。 ところで子供ぐずはどうなったのでしょうか? 人間に刺身にでもされ食べられてしまったのだろうか。(動画の下に続く~)

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災害を起こし、人々を苦しめた「ぐず」と言え、ぐずにはぐずの生き方と生活があったのではないだろうか。 詩人「金子みすゞ」の詩ではないが、今頃、「ぐず」の帰りを待ちわびていたぐずの家族たちは悲嘆の涙にくれていることだろう。 思えば人間は自分たちの都合で、どれほど他の生き物を殺したり絶滅に追いやってきたことだろうか。
ぐず焼却の残り火の立つなかで振橋節踊りが行われていました。 女性の顔をまったく見せない異形の服装。イスラムの女性の服装と通じるところがあるような気がしましたが、何か意味があるのでしょうか?
焼却のあと、「ぐず」鎮魂供養のための踊りがあれば「くず焼きまつり」はもっと奥深いものになりそうな気がしました。
                                   (記:09年8月27日)