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平成22年(2010年)7月10日(小松相撲甚句会15周年記念) 於:小松市民センター


相撲甚句はもともと興行としての相撲巡業の出し物のひとつとして力士たちが唄った7・5調の俗謡で、力士たちの哀歓をうたったものから、各地の名所案内の話題をとりあげたものなど幅広い内容をもっています。  力士だけではなく一般人の愛好家たちの間でも広まり、各種宴会や披露宴などの余興として演じられるようになったとのこと。

意外なことに、小松地方での愛好家の組織的な活動としての甚句会の歴史は浅く、表題のように15年前からといいます。

「こまなび」編集人も、たまに目にしたり耳にする機会はあったのですが、まとまって聞いたのは今回の取材が初めてです。 といっても、大会の演目全部をきいた訳ではなく会場を頻繁に出入りしていて、折角の遠くから参加の団体の唄の多くを聞き漏らしてしまいました。

 

ここでとりあげた曲は9曲でしかありませんが、それでも随分内容にバラエティがあって愉快です。
 4番目の「嫁に行く日」は、娘を嫁に出す父親の気持ちを唄ったもので結婚披露宴にはピッタリですが、次の「一人娘」はそんな場所では絶対に唄えない曲です。 
  8番目の「新生日本」。 何が新生なのかと思ったら、なんと昭和20年、敗戦直後の廃墟の中から明日の日本を信じて立ち上がろうとする日本人の気概を示す唄でした。 ビックリ!  あれから65年、日本はみごと経済的・物質的には立ち直り、世界2位の経済大国にはなったものの、躍進目覚しい中国には追いつかれ、経済停滞著しく、一方個人の意識では 「親の居所・生死は知りませんが、年金だけは代わりに貰っときます」 というような家族があちこちに居るような社会になってしまった。  ここらで相撲甚句も「再生新日本」が必要になったのかも。

 

音楽ファイルのみ ( ビデオはありません )

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                                              ( 記:2010年7月15日)